嗜好のごみ箱

地球船宇宙号

2020-01-17から1日間の記事一覧

そもそも心理学ってどんな学問?

こんにちは ななしです。 心理学を学習していると明言すると、必ずといっていいほど言われることがある。 「じゃあ私が今なに考えているか当ててみて」「おれの心、お前に筒抜けじゃん」 「あそこ歩いている人の気持ち教えてよ」 「俺に彼女ができない理由を…

ゴミ箱というのは不思議だ。
まず、これから捨てようとしているものに対して、頭を悩ませなければならない。
材料、目的、用途、代替、可能性、いろいろと悩みぬいた挙句に捨てるのだ。
しかも、捨てたとたんに忘れることができるが、捨てたということはなぜか覚えている。
それは、捨てなきゃよかったの未練も、きっぱり忘れようの諦観も同時に内包する。
捨てられたものは多くを語る。ごみだったものはたからになり、たからだったものはごみになる。
臭ければ蓋をすればいいし、見たくなければ黒い袋で覆えばいい。捨てる神も拾う神もいるのだから。
酸いも甘いも嚙み分けて、辛いも苦いも味わって、やっとうまみに気づくのが人生の醍醐味だと云わんばかり。
今はごみかもしれないけれど、いつかたからになるかもしれない。
だから僕は喜んで、君たちをここに捨てていこう。