嗜好のごみ箱

地球船宇宙号

相関と因果

最近、「それは相関関係であって、因果関係ではないよ笑」という指摘をよく聞く。 この指摘自体は至極まっとうではあるのだけれど、では一体どうすれば相関から因果へと羽ばたいていけるのか。そもそも相関関係と因果関係はどう違うのか、なぜ相関関係よりも…

5時まで15分

こんにちは ななしです 僕たちは毎日のように言葉を話す。 誰かを褒めるために 誰かを貶すために 誰かに愛を伝えるために 口から出るものもあれば、こころの中で自分に語りかけたり考えたりするために使うものがある。 そして、国や文化、世代、地域によって…

"英語で勉強"のイミ

こんにちは ななしです。 今日は語学学習について考えるわけだけど御多分に漏れず着地点の見えない見切り発車だ。 日本人の中で英語の勉強が好きだという人間がどれくらいいるだろうか? 英語に限らず勉強は嫌いだという人が大半だと思うけれど、なかでも英…

そもそも心理学ってどんな学問?

こんにちは ななしです。 心理学を学習していると明言すると、必ずといっていいほど言われることがある。 「じゃあ私が今なに考えているか当ててみて」「おれの心、お前に筒抜けじゃん」 「あそこ歩いている人の気持ち教えてよ」 「俺に彼女ができない理由を…

サイゼリアの間違い探しはなぜ人気なの?

三度の飯より心理学。 どうもナナシです。 老若男女問わず人気のイタリアンレストラン、サイゼリア。 安価なメニューで味もいい、当然のように平日のお昼時には制服を着た高校生が行列をなしていることもしばしばだ。 おまえら、学校はどうした。 それはさて…

ゴミ箱というのは不思議だ。
まず、これから捨てようとしているものに対して、頭を悩ませなければならない。
材料、目的、用途、代替、可能性、いろいろと悩みぬいた挙句に捨てるのだ。
しかも、捨てたとたんに忘れることができるが、捨てたということはなぜか覚えている。
それは、捨てなきゃよかったの未練も、きっぱり忘れようの諦観も同時に内包する。
捨てられたものは多くを語る。ごみだったものはたからになり、たからだったものはごみになる。
臭ければ蓋をすればいいし、見たくなければ黒い袋で覆えばいい。捨てる神も拾う神もいるのだから。
酸いも甘いも嚙み分けて、辛いも苦いも味わって、やっとうまみに気づくのが人生の醍醐味だと云わんばかり。
今はごみかもしれないけれど、いつかたからになるかもしれない。
だから僕は喜んで、君たちをここに捨てていこう。